意外と見落としがちなキャンプ場のマナー5選

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グリーンエッグ


キャンプに行く前に知っておきたいマナー

初めてのキャンプ!気分が高まって楽しく過ごしていたはずなのに、ちょっとしたことでトラブルになってしまった… なんてことになってはもったいないですよね。
そうならないためにも、事前に気をつけたいポイントをチェックしておきましょう。
キャンプ場はみんなで利用する場所。マナーを守って、自分たちだけでなく周囲の人も心地よく過ごせる、楽しい時間にしましょう。


【マナー1】
自然の静けさを壊さない

「都会の喧騒を離れて、非日常の自然を楽しみたい」と思ってキャンプ場を訪れる方は多いはず。もちろん、さまざまな利用者がいるキャンプ場では全くの無音というわけにはいきませんが、必要以上の音量は騒音となり迷惑になります。
グループでの利用では、楽しい雰囲気を盛り上げるためにスピーカーで音楽を流す方もいるかもしれません。ただし、音は思っている以上に響くもの。音量は控えめにしましょう。同様に、大声での会話や騒ぎすぎもトラブルの原因になりますので注意が必要です。
また、意外と気をつけたいのが車の開閉音。テントを設営するサイトまで車の乗り入れが可能なオートキャンプ場では、荷物の出し入れでドアを開け閉めする頻度が増えます。そのたびに「ドンッ」と響く音は周囲の迷惑になりかねません。何気ない音だからこそ、普段よりも配慮しましょう。
特に音に関しては、サイレントタイム(目安は21時〜7時、遅くとも22時〜7時)を守るのが基本マナーです。キャンプ場によって独自のルールが設けられている場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

ポイント
◎ 音楽・スピーカーの音量は小さく。
◎ 大声での会話・騒ぎは控える。
◎ 車のドアの開閉音は意外と響く。
◎ サイレントタイムを守って、夜は静かに。


【マナー2】
火の扱いには十分注意を!

キャンプの楽しみのひとつである、焚き火。炎を眺めながら過ごす時間は、日常では味わえない特別なひとときです。ただし、火の扱いを誤ると思わぬトラブルを引き起こすこともあります。
焚き火を行う場合、まず確認しておきたいのが「直火禁止」です。直火とは、地面の上に薪を組んで火を起こす方法のこと。直火は芝生や地中の木々を傷めたり、燃え残った薪や炭が火災のリスクを高めるため、直火禁止にしているキャンプ場も多くあります。直火禁止の場所で焚き火をする場合は、必ず焚き火台を使用し、さらにその下に耐火シートを敷いて地面へのダメージを軽減しましょう。また、火は思った以上に残りやすいため、必ず完全に火が消えたのを確認してからその場を離れるようにしましょう。
夏のキャンプでは花火を楽しむ方もいますよね。でも、花火は禁止されている場所が多く、火の粉がテントや周りの木などに燃え移る危険もあります。花火を楽しむ場合は、必ずキャンプ場のルールを確認してください。
火を正しく扱えば、焚き火はキャンプの醍醐味になります。しかし、扱い方を誤ると取り返しのつかない事態にもなりかねません。安全とマナーを守り、心地よい時間を楽しみましょう。

ポイント
◎ 直火禁止の場合は焚き火台を使用。
◎ 火が完全に消えたのを確認する。
◎ 花火禁止の場所では、花火をやらない。


【マナー3】
キレイに使って帰る

料理の下準備や簡易包装に工夫して、なるべくゴミが出ないようにしたいものです。ですが現実的に、ゴミが一切出ないキャンプはなかなか難しいですよね。
料理をすると、食材の切れ端や包装・容器など、さまざまなゴミが出てきます。「生ゴミって自然から生まれたものだからその場に残しても良いのでは?」と思うかもしれません。
でも、キャンプ場には生ゴミを絶対に放置してはいけません。その理由は、悪臭が発生してハエなどの害虫を引き寄せること、野生動物を誘い込んでキャンプ場の安全を損なうことなどが挙げられます。生ゴミだけではなく、その他のゴミを放置しても、動物の生態系や自然環境に悪影響を与えるので、必ず指定の場所に処分しましょう。
また、すべてのゴミをキャンプ場で捨てられるとは限りません。ゴミの収集場所がないキャンプ場もあるため、事前に確認して、持ち帰ることを想定した準備をすることが大切です。
キャンプ場に到着してからゴミ袋を用意するわけにはいきませんよね。【知っておくと役に立つ豆知識/Part1】でもオススメしましたが、大きめで厚手のゴミ袋は濡れたシートを片付けたり荷物を整理するなど、さまざまな用途に使えます。また、折りたたみ式のゴミ袋スタンドは日常でも使えるのでとっても便利です。

ポイント
◎ 生ゴミの放置は厳禁!
◎ 持ち帰りが必要な場合は必ず持ち帰る。
◎ 大きなゴミ袋とゴミ袋スタンドは便利。


【マナー4】
区画・設備を守ろう

さまざまな人が集まり、共に過ごすこともあるキャンプ場。だからこそ、自分のプライベート空間だけでなく、共有スペースや共用設備のマナーを守ることが大切です。
区画サイトを設けているキャンプ場では、テントやタープを設営できる場所があらかじめ決められています。自分のサイトを守り、他の人のサイトを横切らないよう注意しましょう。
区画内にはすべての設備が揃っているわけではありません。炊事棟やトイレなどの共用設備は、長時間独占せず譲り合って使うことが大切です。その日に利用している人だけではなく、これから利用する人もいるため、汚してしまった場合は必ず掃除をして、汚れたままにするのは避けましょう。
また、炊事棟の流しに油を捨てると、排水管の詰まりや変形、水質汚染の原因になります。使用済みの油は、市販の油凝固剤で固めるか、キッチンペーパーや新聞紙に染み込ませて、可燃ごみとして持ち帰るのが原則です。
洗剤の使用にも注意が必要です。住宅地の浄水設備とは違い、浄化機能が十分ではない場合もあり、汚水が川や土壌に直接流れると自然環境を汚染してしまう恐れがあります。キャンプ場で洗剤を使う場合は、植物由来の界面活性剤を使用したエコ洗剤や石けんの使用を推奨します。

ポイント
◎ 自分たちのサイトからはみ出さない。
◎ 共用設備は譲り合って使う。
◎ 油・洗剤の使用には注意を払う。


【マナー5】
自然を守ってこそ、本当のキャンプライフ

キャンプの醍醐味である、美しい自然に囲まれて非日常を楽しめるのは、長い年月、この場所の自然が守られてきたから。だからこそ、自然を大切にし、自然と共存することで、初めて本当の楽しいキャンプライフを体験できます。
キャンプでは、想定外のことが起こり困ることもあります。しかし、そんなときでも自然環境を壊す行為は避けなければなりません。例えば、用意していた薪がなくなったからといって現地の木を勝手に切ったり、テントを立てるために草を刈って平らにしたりすることです。こうした行為は、小動物や昆虫の住処を奪い、生態系に悪影響を与えてしまいます。
また、野生の動植物を持ち帰ることもマナー違反。キャンプ場で出会った命は、その場で観察して思い出に収めておきましょう。
この場所に美しい自然があるからこそ、「また来たい」と思えるキャンプ場になります。自然を守るマナーを意識しながら、誰もが快適に過ごせるキャンプライフを楽しみましょう。

ポイント
◎ 木や草を勝手に切らない。
◎ 動植物を持ち帰らない。
◎ 美しい自然をみんなで守ろう。


【番外編】
ペット同伴のマナー

「家族の一員であるペットも一緒にキャンプを楽しみたい。」
ペットとの毎日の散歩も楽しいですが、自然の中で一緒に過ごすのはまた違った楽しみを感じますよね。ペットを一緒に連れて行く方は、「自然環境や他の利用者に配慮する気持ち」も一緒に連れていきましょう。
まず大前提として、ペット同伴OKのキャンプ場であること。その上で、使用するためのマナーを守って過ごしましょう。
ペット同伴OKだからといっても全域がドッグランなわけではありませんよね。リードは必ずつけておきましょう。自由に動き回らせると、他のキャンパーに迷惑をかけたり、事故の原因になることもあります。
もちろん、フンの処理と鳴き声への配慮も必要です。鳴き声は、静かな時間帯となる夜間と明方には特に注意しながら、できるだけ落ち着かせる工夫をしましょう。初めてキャンプに連れて行くと不安なものです。事前にしつけを行い、慣れていない場合はデイキャンプで様子を見るなど、計画的な準備をすることも大切です。
ペットと一緒のキャンプは楽しいものですが、マナーを守ることで、自然環境や他の利用者と快適に共存できます。思いやりを忘れず、みんなが安心して楽しめるキャンプを目指しましょう。

ポイント
◎ リードを外さない。
◎ フンの処理・鳴き声に配慮。
◎ 事前のしつけや適性の見極めも。

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